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<8>2003/10/10(金)森吉山・阿仁ブナ帯コース ”森吉山の紅葉を楽しむ” 私としては今シーズンの最後にしようと心に決めていたので、今日の登山の締めくくりが今年のすべてのようなものでした。 盛岡を8時過ぎに出発。朝から空は雲ひとつない晴天で、天候は間違いなく心も弾む。 田沢湖を半周し、そこからは私は知らないところだったので延々と車に揺られて行きました。 10時30分近くに「阿仁スキー場ゴンドラ乗り場」の駐車場に到着。 今まで道路では人や車をあまり見なかったのに、ここに着いたら結構な車の数。 10:40 ゴンドラに乗り込む。歩けば2時間のところを10分ほどで着いてしまう。ゴンドラから見る紅葉がきれいであり、ほかの山とはまた違った茶色っぽい紅葉を見せてくれた。 11:00 ゴンドラ山頂駅より樹氷平という展望台まで登る。ゴンドラで紅葉だけを見に来た人たちが思い思いに楽しんでいた。ここでも十分な眺望である。 ひときわ目についたのが見事にくっきり浮かびあがる「鳥海山」そして、その左横にも幻想的に浮かんでいる「月山」まで見える。ここまで見えるにはめったにないらしい。 秋田側には、男鹿半島を望み海も見てとれる。なんと素晴らしい日。 そこから登山道へ入るものの、今日のこの陽気に誘われ、軽装備のハイキング気分の人が多い。道もきりかぶを置き歩きやすくなっていたり、いつもの登山とは比べものにならなく楽ではあった。天気もよく暑く、汗もさわやかであった。 11:30 避難小屋。目の前に山頂が見え、山頂にいる人や登っていく人も見てとれる。ここは「花の百名山」でもあり、チングルマが咲き乱れるであろう湿原が辺りを囲む。 鳥海山などの景色も変わらず見え、早く岩手側の山も見たくなった。 11:50 山頂着。たくさんの人であふれていた。そして、めでたく岩手山から早池峰山も見える。歩きながらポコッと上のほうだけ見えていた特徴ある山は岩木山だと判明し、360度のパノラマで本当に素晴らしかった。雲ひとつない晴天で山頂にいてもポッカポカして暖かく最高の日である。お弁当もゆっくり食べ、すぐ下山する気にもなれず山頂での時間を延長しこの景色を堪能していく。 13:00 下山。下山の際はあまり人に会わず、とても静かで穏やかだった。 13:45 下山途中、みんなも登っていたので「石森」という石が詰まれた小山にも登ってみる。秋田側の眺望は変わらないが、岩手側は森吉山によって見えない。相変わらず、雲海に浮かぶ鳥海山と月山は素晴らしい光景を見せてくれ、写真をとっている人が多い。 ゴンドラに乗り込み、紅葉を再度眺め14:30下山となる。 今日の湯は「マタギの湯」。秋田県阿仁町はマタギの里であり、ここの宿には熊の 剥製が数体あった。お湯も気持ちよく、露天から渓流を見下ろせたり、なかなか 良かった。 私にとっては今年の締めくくりとなったが、本当に素晴らしいものとなって感激です。 |
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<7>2003/9/29(月)栗駒山・須川温泉口ピストン ”栗駒山の紅葉を楽しむ” 昨晩、シトシトと雨が降り出す・・・。またしても明日は雨?? 悲しい〜な〜との思いで床に 就きました。早朝目を覚ますもやっぱり雨が降り続いている。期待薄か・・・。 盛岡組は朝6時盛岡インター出発。私は7時一関インターで合流。そのうち空は青く広がり、 太陽も差し込む。お、今日はいいかも〜。一転して期待広がり、車内に歓声が響く。 8時須川温泉着。空には雲がかかっているも、その隙間から除くのは赤く色づいた山頂! 天気予報では9時から晴れマークがあり、それを信じることとする。 8:15 須川温泉の脇の登山道より出発となる。まだまだ散策路。 8:30 名残ヶ原のお花畑着。まだ周りは紅葉というか黄色。 8:50 地獄谷といわれる有毒ガスが噴出している谷を下に見下ろし進む。 硫黄臭もすごい。昔はこのガスでなくなった人もいるそう。ガスが噴出していると思われる ところは不気味な黄色になっている。 9:00 昭和湖着。テレビや本でしか見たことがなかった白っぽい湖が広がった。その湖の 先にある断崖の岩とのコントラストもよく神秘的。その湖の下からはブクブクと湧いている。 しかし、数年前に見た人いわく、水が減っているとのこと。 ここまでは全然楽であったが、この先、木で整備された階段が結構きつい。 自分の足幅で歩かせてもらえないし、岩もゴロゴロしていて長く感じた。 足もとばかり見ていれば景色が見えず。ところどころ視界がひらけ、色づいた木々の紅葉が 癒してくれる。山頂を望むと赤が一面に広がる。上空も青空が望んでくる。 9:45 天狗平着。少し風が強いも、景色は最高。山頂まであと800mとなる。 どんどん周りが赤くなってくる。宮城側を見下ろすとまるで、絨毯のような赤が広大に広がる。 秋田側も、須川湖が輝いて見える。 10:10 山頂着。三角点タッチ!!先月建てたらしい真新しい「栗駒国定公園」の山頂目印 前で記念撮影。風も全くなくなり、お日様が照りつけ、とても暖かく気持ちが良い。 雲がなければ焼石〜岩手山、蔵王、鳥海山も見えるはずであったが、今日はやや雲が辺りを 囲み、残念ながら見えなかった。しかし、それ以上の紅葉の彩り、そして穏やかな天候に笑顔 もたくさん溢れる。 少し早いも山頂でのお昼となった。紅葉で色づいた木々の脇でのんびりとった。山には飲みに いっているような感じの同行のおじさんがビールを持ってきており、初めて山頂でアルコールを 飲んでみたが、とてもおいしかった。紅葉と同じくらい顔を赤く染めた人もいた。その人はお湯も わかしてくれ、湧きたてのお湯でコーヒー、味噌汁をごちそうになった。 11:15 360度の山頂での散策もひととおりし、下山となる。 陽があたって見える紅葉はさらに鮮やかで、上りでは少し見る余裕が少なかったが下山しなが ら満喫できた。すれ違う登山客は近くの小学校の一行や、結構歳をとっているだろうと思われる 年配の方、普通の靴で泥んこになってる人、カメラをかまえている人、いろんな人がいた。 昨晩の雨の影響か、登山道はドロドロビチャビチャしており、行きより悪い道となっていた。 岩や木道は滑らないように注意が必要。一瞬の油断から私は尻もちをついた。 12:50 名残ヶ原手前の横の道へ入り、「賽ノ磧」へ出る。ここも紅葉が素晴らしいところみたい だが、まだ色づいてはいない。シラタマノキがおちらこちらにあり、これは実?花?と正体不明 だった。匂いをかいでみると何かにおう。ほかには、リンドウ、時期を間違えたウラジロヨウラクも 見れた。少し脇にそれ、眺望を楽しむ。雲がなければいろんな山が見れたのに、おしいところ である。 13:20無事下山。前回が岩手山だったせいもあり、あっという間に終わってしまった感じ。 「栗駒山荘」にてお風呂休憩。ここの温泉は本当に何度来ても素晴らしい。 お湯はいいし、景色も最高。のぼせるまで入ってしまいました。 県内では、ここまで赤い色を鮮やかに見せてくれるところはあまりなく、栗駒の紅葉は本当に 最高であった。 |
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<6>2003/9/10(水)岩手山・馬返しコース ”ゆっくり・のんびり頂上へ” 8月はなんだかんだあって、結局1つも登れていなかった。そのため前回焼走コース以来と なった。7月に仕事をやめてからというもの、ぐうたらな生活を送ってしまい、運動なんてしていなかったのでかなり心配であった。 天気予報は曇りであったが、降水確率は30%→40%と微妙。 前日は久しぶりの快晴であり、今日も少しはもってくれるものと期待していた。 朝5時頃起き、まず岩手山を眺めてみると、岩手山のあるところには陰も形もなくただ真っ白であった。 6:45 馬返し駐車場集合。山はいっこうに姿形見えず。おまけに風もある・・・。 7:00 出発。今回は1番人数が揃い8人での一団体であった。 最初から天候次第で途中で引き返すとの隊長のお言葉があった。 去年のちょうど今頃も登ったが、やはり一合目までがとにかく長くて辛い。 うっそうと茂る木々のみの光景で嫌気がさす。ただもくもくとひたすら登るのみ。1番ここが嫌いである。やはり体力が確実に落ちているのがわかり、1〜3合目は本当に辛かった。 50分ほどかけてようやく1合目に着く。すでに1時間近くも歩いているのにもかかわらず、まだ1合目に着いたばかりである。何てことだ・・・。あ〜今回はやめとけば良かった、天候が悪化して引き返さないかな、なんでこんなに辛い思いしてるんだろうなどと後ろ向き考えばかりが脳裏をよぎる。情けない・・・。 しかし、1合目の休憩では、頂いたブドウやお団子でだいぶ回復する。 その後もペースをつかむまでは、途中で勝手に休んだり、息を整え整えちょっと苦労。 3合目くらいから木々がなくなり視界がひらけ、岩場の登りとなります。 9:00 4合目で休憩をしていると、少し小雨が。白い雲だか霧だか知らないが、周りの光景を全て隠す。ここでこのまま行っても悪天候のままなので、どうするかと話し合う。その時1時間半ほど遅れて合流する予定だった山のプロさんに追いつかれる。 プロさんのはからいもあり、5合目の駒鳥清水から横に入っていくルートでとりあえずは8合目まではいこうということになる。 9:35 駒鳥清水では、水の補給ができ天然水を飲め、気力も体力も回復。 狭い登山道の同じような道が続くも、登り的には楽。 しかし、雨が時々ひどくなり、最後には常に降っているくらいになってしまいました。 10:45 8合目着。山小屋へ避難。雨も本格的に降り出し、小屋にたたきつける雨と風の音が響く。小屋内では、薪を焚いていてくれ、暖まれたのが唯一の救い。 昼食をゆったりとり下山。カッパを万全装備。途中からは土砂降りとなり、登山道は沢と化し、水がじゃんじゃん流れている。 手の軍手も休むたびに絞るくらいびしょびしょ。下山は、特に足や腰を使い、めいめい痛みを こらえながらであった。ゴールも近くなり、話しに花が咲き、足元を油断していると、すぐに足を滑らせて転んでしまう。そんなこんなで2:30なんとか無事下山となりました。 お風呂は網張温泉へ。いつ来てもここの湯は熱い!4:30くらいまで休憩をした。 私は、左足の踵が靴ずれをしてしまい、踵に2箇所皮がベロンとむけてしまい痛かった〜 |
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<->2003/8/4(月)早池峰山→姫神山 天気予報はくもり。お日様カンカンの中は辛いので、降水確率のなかったくもりの天気を結構気に入り、出発したのでありました。今回から一関より向かいます。 6:30 一関出発。高速にて花巻IC→国道に抜け、道の駅「早池峰」で盛岡組と待ち合わせ 8:00 曇りだが、注意報では濃霧・・・というように、山を見上げる天候はかなり悪い。小雨も混じり出す。 早池峰登山口へ向け、山道に入りました。濃霧は強いが、昼にむけ晴れてくれるのを期待。少しずつ登りだし、標高が高くなりだすと、外が一変。風も出てきた。視界が30mほどに 真っ白。対向車も増える・・・ 8:35 登山口へ。強めの風に、濃霧。車から降りる気もしない。すると、帰ってくる登山客もおり、情報収集すると上に行くつれ、風と雨がひどく戻ってきたとのこと。 ここは潔く断念し、早池峰は天気の良い日に登ることとする。標高が少し変わるだけで風も なく穏やかとなり、山の天候の難しさを思いしらされた。 連日、早池峰山登山にての事故や怪我人のニュースもあり、悪天候は心配。 しかし、他県ナンバーの車の多いこと。有名な山なんだね。 そこで、手軽に登れる山へ変更しよう!と五葉山や乳頭山といろいろ考えるも時間的にも 押してしまい、姫神山にむかう。 10:45 姫神山登山口着。 これまた、見上げても真っ白で山の輪郭さえ見えない。 雨も降ってくるし、山に入っているのは他県より来て無理して登っている人たちのみ。 ここも潔くあきらめ、本日は中止。 せっかく持ってきた昼ごはんを、盛岡のクリーンセンターの施設”ゆぴあす”で食し、談話し、 ドライブ疲れをいやす。 本日の教訓、山の天候はわからない。つくづく思った日であった。 8月予定残りの日程、晴れてくれるよう祈る。 |
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<5>2003/7/9(水)岩手山・焼走りコース |
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<4>2003/5/28(水)七時雨山・山荘ルートピストン |
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<3>5/7(水)兜明神岳とひっとり湿原 |
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<2>2003/4/23(水)八方山・長根崎コース ☆今日の話し合いにて、部のネーミングを作ろうということで、いつもの定番コース、山と温泉ということで”山湯会”となりました。 |
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<1>2003/3/26(水)鞍掛山・相ノ沢口南回り周遊コース ”鞍掛山に春を探しに行きましょう” いよいよ今シーズンのスタートです。 昨年は12/4でここ鞍掛でシーズンオフしたわけですが、約4ヶ月ぶりで登山部2年生の幕開けとなりました。 週間天気予報では、この日だけ雨の予報だったのも、見事にずれ気持ちいいほどの快晴となりました。 そして、今のこの時期に登るのは全員初めてということで、楽しみは倍増。 8:50 駐車場集合。快晴でのスタートだと気分も高揚。 9:00 登山口出発。雪のルートはいまいちどこが正規ルートなのかわからない も前回と違い、キャンプ場より手前で林の中へ入って行き、いつの間にか前の ルートに合流していました。聞こえる音は鳥とさえずりだけという、とても贅沢な 空間でした。 すずめより小さめの本当に小さな鳥が高い声で鳴いていました。 鳥を立ち止まっては眺め、遠くからはキツツキのような音も聞こえました。 雪道は、案外楽だと思い登りはじめだけれど、やはり疲れはやってきました。 積雪は上に行くにつれますようで、”あと○km”の看板が見事にすっぽり埋まっていました。 空は相変わらず雲1つないお天気で、風もなくかなりおだやか。岩手山も期待大。 10:40 頂上着。眼前に広がる岩手山は見事。ハート崖もしっかり見えます。 しかし、周りの山々や眼下の風景は、いわゆる春霞といわれるような白くかすん でいました。 太陽のポカポカ感と風1つない穏やかな天気の下、頂上にはいつまでも ずっといたいと思うほど、心地よいものでした。この経験は初めてかも。 頂上で、甘酒をごちそうになり、記念撮影など満喫。 11:07 下山開始。 帰りは前にも下山したルートで下りたところ、そちらはあまり人が通って いなかったのと、この陽気の暖かさで雪もとけ、1〜2mは積もっているで あろう雪の上を進むたびに膝までうまり、歩くのに一苦労でした。 12:30 登山口着。 恒例、網張温泉での温泉&昼食へ。相変わらず休憩室の混みようはすごい。 お風呂はとても気持ちよくて、この山後の入浴の幸福感は何にも変えられないほど。 露天風呂はお湯が熱すぎてあまり入っていられなかったのが残念。 のんびり昼食を食べ、最後にはソフトクリームもごちそうになり、今シーズン最初は とてもよいスタートになりました。他も天気がよくなりますように。 |
登山部2年生
*登山データ
山 名 | 地 域 | 標 高 | 日付 | 天気 | |
1 | 鞍掛山 | 滝沢村 | 897.1m | 3/26 | 晴 |
2 | 八方山 | 花巻市 | 716.6m | 4/23 | 雨 |
- | 姫神山 | 雨天にて中止 | - | 雨 | |
3 | 兜明神岳 | 川井村 | 1005m | 5/7 | 晴 |
岩神山 | 川井村 | 1103m | |||
4 | 七時雨山 | 安代町 | 1060m | 5/28 | 晴 |
- | 女神山 | 雨天にて中止 | 6/13 | 雨 | |
- | 早池峰山 | 私用にて不参加 | 6/20 | 台風 | |
5 | 岩手山(焼走コース) | 西根町 | 2038.2m | 7/9 |
曇 |
- | 千沼ヶ原 | 多忙につき不参加 | 7/23 | 晴 | |
- | 早池峰→姫神山 | 登山口まで行き天候不良にて延期 | 8/4 | 曇 | |
- | 焼石岳 | 失業認定日とあたり参加できず | 8/7 | ? | |
- | 早池峰 | 体調不良につき不参加 | 8/27 | 晴 | |
6 | 岩手山(馬返しコース) | 滝沢村 | 2038.2m | 9/10 | 雨 |
- | 乳頭山 | 私用にて不参加 | 9/24 | - | |
7 | 栗駒山 | 一関市・秋田・宮城 | 1627.7m | 9/29 | 晴 |
- | 三ツ石山 | 私用にて不参加 | 10/3 | - | |
8 | 森吉山 | 秋田県 | 1454m | 10/10 | 晴 |